増刊・増収支援TOP > 第3回「ホームページにおける写真の重要性」

第二回
ホームページからの増患対策の第三回です。
前回は、患者さんの視点からホームページに掲載すべきコンテンツをみてみましたが、今回はホームページ制作における、写真の重要性をお話させていただきます。
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弊社の制作ディレクターがこの言葉をよく使います。
前回のコラムで、「WEBサイトの7秒ルール」のお話をさせていただきました。サイトを見た方が、目的の情報がないと7秒以内にすぐ次のサイトに移ってしまう、というルールです。
短い時間の中で、「このサイトいいな!」と第一印象で思ってもらうために、細かい文章はそれほど効果を発揮しません。いかに写真が与えるイメージが大切か、世の中に溢れている広告をみればご理解いただけるのではないかと思います。
ホームページを見る方は、基本的に、ほぼ斜め読みで写真だけを見ることが多く、印象に残った写真の説明文だけを読む傾向があります。
写真でホームページの出来が7割決まるというのも大袈裟なことではないのです。

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それでは、どんな写真を使えばいいのでしょうか。ずばり基本は人と笑顔です。
例えば、国分歯科医院様(写真1)では先生と患者さんのお子様がモデルになった写真をトップページに配置されました。先生とお子様の間にある親和感や温かさが伝わってきます。
弊社の「テンプレートタイプ」の元デザイン(写真2)と比較すると、受ける印象が大きく異なることがお分かりいただけると思います。

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 同じく人の写真をトップページに配置した例としてジン・デンタル・オフィス様のページも目を引きます(写真3)。
ドクターがあえてスーツを着ることで、医院全体がチームとして患者さんの歯の治療にあたっていくというメッセージを打ち出しました。
もちろんスタッフの笑顔も欠かせません。受付なども施設の写真も、そこに笑顔の受付スタッフが並んでいる写真のほうが、より「いいな」というイメージを患者さんに持ってもらえると思います。

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もう一つ写真撮影のポイントをお伝えします。
 診療室、待合室の雰囲気を撮影する際に広く見せるために、まずは離れ気味で撮影することがポイントです。窓があって外光が差し込む部屋であれば、天気の良い日を選んでください。夜間や雨の日では部屋全体が蛍光灯などの灯りで不自然な明るさになってしまうからです。
 さらにひと手間掛けられるのであれば、上から撮影することで高さと広さをより演出できます。写真4、5を見比べると上の位置から撮影した写真5の方が、広さと奥行きが出ていることが分かります。

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いかがでしょうか。写真一つとっても、いろいろな工夫と見せ方で患者さんが受け取るイメージがずいぶんと変わってきます。 そんな重要な写真だからこそ、プロカメラマンでの撮影をお勧めします。
写真はホームページだけでなく、医院リーフレットやチラシ、ポスターなど広告媒体全般に使えます。
なかなか写真を撮る機会はないため、ぜひプロカメラマンにお願いしていい写真を撮ってホームページに使っていくことをお勧めします。

  • 平成18年6月設立
  • 加盟企業(24社)の医療関連情報を共有して、埼玉県を中心とした質の高い医療関連施設(診療所・病院・老人施設・・・・)の誘致、建設、物件の紹介、医院・クリニック開業・経営支援等を提供致します。
  • 医療埼玉協議会(医彩会)の活動
著者 医彩会
開業・経営部会 メンバー

日本ビスカ株式会社
鎌田 真悟
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