減価償却とは、ある資産を取得した年に全て費用にせず、その資産の使用可能期間(耐用年数)に応じて毎年少しづつ費用化することであり、その配分された費用のことを減価償却費と言います。
例えば、消毒用殺菌器を購入した場合、耐用年数は4年と決められています。ですから4年で費用化していくことになります。
ひとくち税務・経営講座>知っておきたい税務用語:第3回 減価償却
資産区分 | 改正前 | 改正後 |
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建物 | 定額法のみ | 定額法のみ |
建物付属設備 (電気・給排水・衛生設備・アーケード 日除け・簡易間仕切り等) |
定額法 OR 定率法 | 定額法のみ(H28.4.1以降取得分) |
構築物 (広告看板・駐車場の舗装路面等) |
定額法 OR 定率法 | 定額法のみ(H28.4.1以降取得分) |
器具備品 | 定額法 OR 定率法 | 定額法 OR 定率法 |
原則 | 10万円未満の少額の資産を購入した場合は、一括して損金計上可能 |
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中小企業者等の特例 | 30万円未満の資産を購入した場合は一括して損金計上可能 (年間合計額300万円まで) |
適用対象法人 | 改正前 | 改正後 |
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資本金を有する法人 | 資本金の額が1億円以下 | 資本金の額が1億円以下、かつ 常時使用する従業員が1,000人以下 |
資本金を有しない法人 | 常時使用する従業員が1,000人以下 | 常時使用する従業員が1,000人以下 |